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【大学広報担当者必見】TikTokを始めるときに押さえておくべきポイントとは?

 

学生募集や学校ブランディングを目的に、大学はSNSの活用に力を入れています。

ここ数年ではTwitterやLINEだけでなく、YouTubeやInstagramが台頭しており、言葉から写真、写真から動画のアプリへと流行が変化してきました。

そして現在、代表的な動画SNSアプリはYouTubeやInstagramだけでなく、TikTokが世界的に注目を浴びています。

こちらの記事では、「TikTokを大学内で活用しようと検討しているけど、運用方法がわからない」「若い人がよく使っているイメージだけど、どのような仕組みやメリットがあるのか知りたい」という方に向けて、TikTokの概要や活用するメリットについて解説していきます。

 

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TikTokとは

TikTokとは、ショート動画の視聴や投稿ができる中国発祥のSNSアプリです。
今現在、最も勢いのあるSNSで、10代〜20代の若い方に広がっています。

日本のTikTokユーザー数は2021年10月時点で1690万人といわれ、世界ではユーザー登録者数は10億人を突破しました。

今後はInstagramと同じように、全世代へ利用が広がると予想されています。

TikTokの特徴は、動画撮影後の編集機能が豊富である点です。

Instagramと同じように、加工ツールやフィルターはもちろん、音楽も準備されています。
初心者でも使いやすいように、テンプレートや操作方法の解説も豊富です。

YouTubeの動画のように外部のツールを使わなくても、動画撮影〜編集まで同じアプリ内で完結できるのです。

 

大学がTikTokを活用するメリット

ここからは大学がTikTokを使うメリットについて解説します。

ご自身の大学の強みや特徴に当てはめながら読んでみてください。

 

若い人に大学の魅力を伝えやすい

TikTokを活用する一番のメリットは、若い人に大学の魅力を伝えやすい点です。

厚生労働省の調査では、2021年に誕生した子どもは81万1604人です。出生数は年々減少しており、子供の数は昔よりも少なくなっています。

定員割れする大学も増えてきている昨今、SNSで大学の魅力や認知を図らなければなりません。

TikTokなら若い人に直接アピールができるため、話題の曲やポップなBGMを活用してカジュアルな雰囲気で大学を紹介すれば、大学の堅いイメージや難しく思われている学習分野のイメージを払拭し、受験者の増加にもつながるでしょう

 

たまたま流れてきた動画で、大学の存在を知ってもらえるかもしれない

TikTokの機能では、フォローの有無に関係なくランダムにユーザーのタイムラインにおすすめの動画が表示されます

自分のSNSのタイムラインにフォローしていないアカウントの投稿がおすすめコンテンツとして流れてきたとき、その投稿の写真や動画に興味をもち、手を止めて眺めたことはありませんか。

TikTokでも同じように、もともとその大学(学部)のことを知らなくても、偶然流れてきた動画でその存在を知り、カリキュラムや授業の内容に興味を持ってもらえるかもしれません

1つ目のメリットで述べたように、取っつきにくいイメージやお堅い雰囲気を改善できるように、若い人に注目されそうなカジュアルな動画をつくることがポイントです。

 

ショート動画なので、要点がつまった動画になる

TikTokの動画は15~60秒のものが多く、短く要点が詰まっています。
長くても3分のため余分な情報がありません。

YouTubeのように長くて詳しい動画を使って解説しても、途中で離脱されてしまう恐れがありますが、TikTokなら短い時間で視聴者に魅力を伝えなければいけないため、中高生にもわかりやすい動画になります。

動画の編集も簡単にできるので、不要な部分は省いてよりよい動画の作成も可能です。

 

注目された動画はほかのSNSにも拡散される

TikTokの動画は若い人だけでなく、ほかの世代にも注目される可能性があります。
注目されたTikTok動画は、ほかのSNSにも拡散されやすいからです。

YouTubeやInstagramに拡散されているケースも多く、実際に TikTok Fun というYouTubeアカウントでは、TikTokで流行した動画を紹介しています。

TikTokで注目された動画を紹介するチャンネルは現在も増えているため、一度大学の動画が紹介されれば、YouTubeからも認知されるようになるでしょう。

YouTubeは全世代から利用されているので、TikTokで流行すればほかのSNSを通じて全世代に発信可能です。
Instagramでも同じような機能があるため、TikTokで作った動画を活用すれば視聴者数は急増するでしょう。

このように、TikTokはほかのSNSにも動画が拡散されやすいのです。

 

ライブ配信でターゲットに直接アプローチができる

TikTokには相手と直接繋がりながらライブ配信できる機能があるため、若い人に直接アプローチが可能です。

つまり、オンライン説明会と同じようなことが気軽に開催でき、相手からの質問に直接答えたり、ほかのユーザーと対話形式で説明することができます。

今後入学を考えている学生の質問に真摯に答えていけば、学生は大学に対して親近感がわくでしょう。

また、ライブ配信で繋がった人は基本的に大学のアカウントをフォローしているユーザーです。

ライブ配信を行えば、フォロワーが大学の特徴や強みを共有してくれるかもしれません。

 

大学がTikTokを運用するデメリット

TikTokの活用にはメリットだけでなく、デメリットもあります。

ここからはTikTokのデメリットや、始める前に押さえておくべきポイントについてもご紹介します。

 

クリエイティブ性やオリジナル性に依存する

TikTokは企画力やアイデアがなければ注目されません。
TikTokの動画は毎日たくさんの動画が投稿されているため、内容や動画の編集方法にオリジナルさがないと飽きられてしまうからです。

過去にはおもしろ系や流行の曲に合わせたダンスなど「楽しい系」が動画で溢れていましたが、最近ではビジネス系や政治関連など、流れている動画の種類は多くなっています。

TikTokの使い方の幅が広がり、ダンスのようなクリエイティブさを求める動画でなくても注目されるようになりました。

ただし、動画編集におけるオリジナルさや、マーケティング戦略など高度なスキルを用いたSNS運用が必要です。

大学の紹介だけでなく、雑学や受験勉強のように幅広い話題を投稿する必要があるでしょう。

 

すぐにはアカウントは育たない

どのSNSでも同じですが、アカウントがすぐに育つことはありません。
注目されるには多くの人に認知してもらう必要があるためです。

短期間でアカウントは育たないので、長期的な戦略が必要です。継続的な動画の投稿やコメントの返信をしなければなりません。

長い間アカウントが放置されたり、コメントの返信が遅かったりするとフォロワーが減ってしまうでしょう。

場合によっては、大学のブランド価値や若い学生に影響を与えます。

対策として、運用方法を事前に決めたり、担当者や責任者を決めたりする必要があります。

また、毎日TikTokを利用してみて、ユーザーと関わってみたり流行を調査して、注目されやすい動画作成も必要です。

 

学内全体での協力体制や理解を得る必要がある

大学や関係者のTikTokへの理解も必要不可欠です。
1人の力ではSNSを大きく育てたり、魅力のある投稿はできません。

大学の魅力を特定の職員や部署だけで発信すると、内容に偏りが出てしまい面白さに欠けてしまいます。

他部署や教授・学生からの協力があれば、TikTokに出演してもらって面白い内容を発信できるかもしれません。

もしかしたら学生が普段は入れないような場所も、投稿のネタとして協力を仰げる可能性もあるでしょう。

そのため、大学全体でTikTok運用への理解と協力が不可欠です。

 

アカウントが炎上すれば、大学のブランドが下がる

SNSのアカウント運用を誤ってしまうと、大学のブランドが下がり、炎上するリスクがあります。

TikTokは投稿内容が拡散されやすいですが、トラブルにも巻き込まれやすいです。

不適切な動画や問題発言、コメントを投稿してしまうと、すぐに評判が下がってしまいます。

炎上対策として、運用マニュアルの作成やトラブルが発生したときの対応方法などを事前に準備しましょう。

 

プライバシーを守りにくい

SNSで学生や卒業生を使うと、プライバシーが守りにくくなります。

学校のアカウントは影響力があるため、出演者の情報を公開してしまうと多くの人に知られてしまいます。

インフルエンサーになりたい方には嬉しい話ですが、一般の人や学生には迷惑になる可能性があります。

出演者には必ず「どこまで話してよいのか」「なにを公開してはいけないのか」のような同意が必要です。

個人情報の保護をするためにも、事前に綿密な準備や確認を徹底しましょう。

 

TikTokを活用している学校の紹介

TikTokは大学・校友会にとっては比較的新しいSNSであり、弊社が調査したところ、現在7校が大学公式SNSとしてTikTokを活用しています。

広島国際大学
新潟医療福祉大学
近畿大学
芝浦工業大学
桃山学院大学
群馬大学
大阪産業大学

※調査対象:学生数5,000名以上の国公立・私立大学154校
※学部や部署、大学内の一部の施設、サークルが運用するTikTokは除く

 

運用が少し大変なイメージのあるTikTokですが、それでも魅力的な投稿で注目を集め、広報や認知拡大につなげている学校は多くあります。

ここからはTikTokを活用している大学の事例をご紹介します。

TikTokの活用を検討されている広報部署の方は、ぜひ参考にしてみてください!

 

広島国際大学

広島国際大学は、健康・医療・福祉分野の総合大学です。

各学科の紹介や医療の現場の実態、学生の実習の様子を中心に公開しています。

学内実習や授業風景にはたくさんのいいねがされており、入学を考えている学生には大変参考になるでしょう。

 

新潟医療福祉大学

新潟医療福祉大学は医療や福祉を中心に、スポーツや栄養など健康に関する内容を公開しています。

オープンキャンパスの様子や学生のリアルな姿を公開しており、志願者には「どんなことが学べるのか」「学生がどんなふうに生活しているのか」がわかります。

とくに注目するべき動画は、学校のイベントです。ハロウィンイベントでは1万以上のいいねがついています。

現場実習や授業風景も人気です。

 

近畿大学

近畿大学のTikTokは、受験生に向けての応援動画や受験勉強の方法を紹介しています。

在学生が近畿大学に合格するために、「どのような勉強をしたのか」「受験日まであと10日!」など、受験生を応援する動画にたくさんのいいねがされています。

とくに「受験生お疲れ様でした」のメッセージ動画は1,000いいね以上ついているものもあります。

受験勉強の参考になる動画を定期的に配信することで、受験生は勉強する時に近畿大学を認知するでしょう。

認知が広がれば、受験者数が増えるマーケティング運用を行っているといえます。

 

芝浦工業大学

@shibaura.insti.of.tech ニコニコ超会議2022💁‍♀️超体育の授業始まります🥰#ニコニコ超会議 #芝浦工大ライフ ♬ IDOL – BTS

芝浦工業大学は、大学行事やキャンパスの様子を紹介しています。

「入学したらどんな大学生活が待っているのか」「どんなイベントが開催されているのか」を詳しく公開。

キャンパスがある豊洲で行われるイベントの紹介もしています。

 

中央大学 商学部

@commerce1909 【プロデュース論―中央大学商学部の魅力ある授業の紹介!】#TikTok教室 #中大商学部 #中央大学 #大学生 #勉強 ♬ Inspired business – TimTaj

こちらは大学全体の公式TikTokの事例ではありませんが、TikTok LIVEでのオープンキャンパスを日本ではじめて実施し注目を集めました。

教授による研究内容に関する投稿が多く掲載されており、研究内容以外にも豆知識や知っておくと便利な知識(年金や電子決済など)についても解説。

また、入学を希望する学生のために、在学生が学生生活のスケジュールを公開したり、中央大学商学部あるあるを紹介したりしています。

新入生でもゼミを選択する際に参考になったり、今後入学を考えている学生にも役に立つ運用方法ですね。

 

専門学校の事例

大学だけでなく、専門学校でもTikTokの利用は増加傾向にあります。

授業の内容や知っておいて損しない豆知識を中心に紹介しています。

下記の事例も合わせてご参考ください。

@tsujigakuen_osaka 今回は前回の動画の続きでパスタを作っていきます🍝💨みなさんが知っているパスタとは少し違うかも…?😳#三幸学園 #辻学園 #調理師 #専門学校 #パスタ #トルテリーニ #西洋料理 #おすすめにのりたい ♬ HADASHi NO STEP – LiSA

 

まとめ

ここまでTikTokを活用した大学の広報活動についてご紹介してきました。

今後TikTokの利用者は拡大し、若い人だけでなく全世代でも活用されるでしょう。

TikTokを有効に使えば、若い人からの認知を得て、受験者数の増加や大学ブランディングなどに大きく貢献するかもしれません。

運用を始める前に、注意事項の確認や学内関係者の協力体制づくりなどの事前準備をしっかり整えておきましょう。

 

TikTokだけでなく、その他の各大学のSNS運用状況やフォロワー数について知りたい方は、笑屋株式会社が運営する校友組織データベースへぜひご登録ください。

【校友組織データベースについてはこちら】
https://alumni-social-lab.com/koyudatabase/

 

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