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若手卒業生400人にアンケート! 大学・校友会主催イベントに求められていることは? 婚活イベント事例も紹介

 

大学が実施する卒業生向けのイベントは、卒業生に校友会の存在を認知させる方法として有効です。

しかし、ホームカミングデーをはじめとする定期的に開催される行事は、年配層の参加が中心であり、若手卒業生の参加率が低いという課題を持つ大学や校友会も少なくありません。

今回はネットリサーチ会社協力のもと行ったアンケート調査の結果から、若手卒業生が校友会やイベントをどのように捉えているのか、またどのようなイベントが有効なのかをご紹介しましょう。

 

<目次>

 

若手卒業生は大学・校友会主催のイベントについてどう思っている?

まずはネットリサーチ会社協力のもと、大学または専門学校を卒業した22〜39歳の男女400人に実施した「学校または校友会 / 同窓会が主催する卒業生向けイベント」についてのアンケー ト結果から、若手卒業生が校友会や卒業生向けのイベントに対してどのように考えているかを見ていきましょう。

  • 調査集計期間
    • 2022年1月20日~2022年1月28日
  • 調査対象
    • 大学または専門学校を卒業した22~39歳の男女400名
    • 男性:女性=198:202
    • 大学卒業:専門学校卒業=306:94
  • 調査方法
    • インターネット調査

 

若手卒業生の「校友会」の知名度は約64%

「大学または専門学校には、卒業生のための組織『校友会 / 同窓会』が存在することを知っていますか?」という質問に対して、「知っている」が64.3%「知らない」が35.7%という結果になりました。

半数以上が校友会や同窓会を知ってはいるものの、イベントの参加率をあげるには、同窓会や校友会のさらなる知名度向上も求められるでしょう。

 

校友会 / 同窓会のイベントに参加したことがあるのは約10%

「学校または校友会 / 同窓会主催の卒業生向けイベントがあることを知っていますか?」という質問に対しての回答です。

22〜39歳の若手卒業生は、校友会 / 同窓会の存在は知っているものの、イベントへの参加経験がある方は少なく、イベントが開催されていること自体を知らないという方も多いということがわかります。

また、イベントへ参加したことがない理由としては「あまりしっかりしたものだと行きづらい」「形式ばった固い雰囲気の行事には参加したくない」「おじさんやおばさんの、くどい説教じみた会には行きたいと思えない」などの理由が挙げられました。

若手卒業生は校友会 / 同窓会のイベントに対して、お堅いイメージや参加しにくいイメージを抱いていることがわかります。

 

若手卒業生が興味を持っているイベントとは?

「どんなイベントなら参加してみたいと思いますか?」という質問では、「芸能人/著名人による講演・トークイベント」が31.75%で1位となりました。

また、「同じ趣味などで交友関係を広げられる交流イベント」や「気軽に参加できるカジュアルな婚活イベント」「ビジネス人脈作りのための交流イベント」など、交流イベント系も票を多く獲得しています。

くわえて「その他」の自由記述では、下記のような回答がありました。

  • ● 誰でも気軽に参加できるもの
  • ● 趣味や興味のあるものの方が足を運ぶ気になる
  • ● 自分にとって有益で親しみのあるもの
  • ● 人脈や交友関係を広げられるような主旨のイベント
  • ● 今の自分のキャリアに役立つイベントならば参加したい
  • ● 仕事や家庭、趣味に役立つテーマの集まり
  • ● ただの同窓会イベントだと昔話ばかりで何も得しない。趣味や考え方が合う人達だけのイベントの方が盛り上がるし、趣味の幅が広がるから

 

自由記述の回答からもわかるように、若手卒業生は誰でも気軽に参加できるようなカジュアルなイベントを求めていることがわかります。

また、ビジネスや趣味、人脈形成、出会いなど自身にとって有益なつながりを作れるような内容であれば、参加を検討する可能性があるといえるでしょう。

 

若手卒業生が興味を持てるような「カジュアル」なイベントとは?

それでは、若手卒業生が興味を持つ「カジュアルなイベント」とはどのようなイベントでしょうか。

ここからはイベント例についてご紹介いたします。

ビジネス交流会

ビジネス交流会とは、さまざまな業種においてビジネス上の人脈をつくりたい人、起業やキャリアアップのための転職を検討している人向けの交流会です。

20~30代は、特に自身の仕事やキャリアについて悩み、検討する時期でもあります。

具体的なつながりを形成することで、自分の見識を広げたり相談できるようなビジネス仲間を見つけたりしたいと考えている方も多いため、若手卒業生の参加が見込まれるイベントといえるでしょう。

 

TV番組のようなエンターテインメント企画

近年、大学の卒業式において著名人のスピーチが話題になることがあります。

学術機関とエンターテインメントの距離がますます近づく昨今、芸能人や著名人のトークショーや対談は大きな集客効果が期待できるでしょう。

たとえば、お笑い芸人を起用した大学のイベントや講演は、エンターテインメント性とアカデミックな印象を両立させることも可能です。

東京大学では「M-1グランプリを科学する」というテーマでイベントが開催されました。
内容は東京大学の教員と人気芸人が漫才日本一を決める笑いの祭典を学術的に分析するものとなっており、キャッチーさを押し出しながら学術性も担保した好例といえるでしょう。

また、日常生活にかかわるお役立ち情報がテーマのセミナーも有効です。情報発信に優れたYouTuberやインフルエンサーを起用することで集客効果が期待できます。

 

交遊関係の充実につながるテーマのイベント

「趣味友づくり」など新たな出会いを提供する交流会や、交流をメインとしたカジュアルな「婚活イベント」も若手卒業生を引きつけるコンテンツとして有効です。

会社に属してしまうとどうしてもコミュニティは限定されてしまうため、人脈を広げたり新たな出会いを求める若手卒業生は多いといえます。

同窓という共通点があることで、参加者同士の距離も縮まりやすいメリットがあり、気軽に参加しやすい企画づくりが可能です。

 

大学・校友会が主催する「婚活イベント」に注目してみよう!

カジュアルで若手卒業生が興味を持てるイベントを紹介しましたが、ここからは「大学・校友会が主催する婚活イベント」に焦点を当てて解説していきます。

 

なぜ婚活イベントがいいのか?

アンケート結果からもわかるように、若手卒業生の多くは形式ばっていないカジュアルな雰囲気のイベントを期待しています。

婚活イベントは定期的に開催される大学や校友会のイベントよりもカジュアルなため、参加のハードルが低いのが特徴といえるでしょう。

比較的近い世代や同い年の男女が参加するため、年配の参加者もおらず気軽に交流できるのが強みです。
特に30代の卒業生には人生の節目として出会いの場を提供できますし、 友人を誘って一緒に参加できるのもメリットといえます。

 

イベントのゴールは参加者を結婚させることではない

婚活イベントはあくまでも大学に対する帰属意識を持ってもらい、今後も大学・校友会イベントに参加してもらうための1つの手段に過ぎません

まずは校友会の存在やイベントが実施されていることを知らない若手卒業生に、キャッチーな入口を用意してあげることが大切です。

ビジネス交流会など他のカジュアルイベントも同様で、まずは若手卒業生に大学や校友会のイベントに参加してもらったり、知ってもらったりすることを目指しましょう。

 

卒業生同士の交流により、豊かな人生を提供できる

校友会(同窓会)の価値は、人脈、交友関係を広げられる交流の機会を創出し、その手助けができるところです。

新たな人間関係構築の機会を提供することで、卒業生の間でよい出会いが生まれます。人間にとってよい出会いは自己研鑽の機会となり、人生を豊かにするものです。

そのためにも校友会は若手卒業生を含む、すべての卒業生に対して積極的に働きかける必要があるといえるでしょう。

 

婚活イベントを開催した大学・校友会の事例

ここからは実際に婚活イベントを開催した大学・校友会の事例をご紹介します。

各大学・校友会のイベントの雰囲気、目的、開催方法など、自分たちが婚活イベントを実施する際の参考にしてみてください。

 

法政大学校友会

法政大学校友会は「HOSEI Orange Community (法政オレンジコミュニティ)」を立ち上げ、20〜30代の青年層卒業生をメインに仕事や趣味に活かせる企画を実施しています。

2019年11月、HOCの発足記念イベントとして行われたのが「35歳以下限定のカジュアルな交流パーティー」です。
参加者同士の良縁が生まれるような企画やキャンパスツアークイズを実施し、思い出のキャンパスや新しい校舎を回りながら交流を深める企画を実施しました。

 

当初の募集枠60名を大幅に超え、最終的には100名の卒業生の参加者を集めることに成功しています。

参加した卒業生からは「第二弾を早く実施してほしい」「もっとたくさんの卒業生と交流したい」といったポジティブな声が寄せられており、校友会の価値を存分に発揮した事例といえるでしょう。

 

立教大学校友会

立教大学校友会の事例は、企画力やコンセプト作りがとても参考になります。

立教大学でも年配者が多い校友会には、「若手校友が参加しづらい」という長年の課題がありました。
そこで、卒業10年目までの校友による「次世代委員会」が発足し、若手校友の感性を存分に活かしながら企画へ落とし込んでいます。

当初はパーティースペースを貸し切って開催していた婚活イベントですが、3回目からはビストロレストランを利用したカジュアルスタイルに変更。

「結婚」というキーワードをあえて前面に出さず、気の合う友達や飲み仲間を、お洒落な料理やお酒を楽しみながら見つけられる方向性に変更することで、参加者のハードルをさらに下げることに成功しています。
また、異性だけでなく同性同士の友人づくりの機会にもなるという新たな発見がありました

 

4回目は立教大学内にて、ホームカミングデーの開催と合わせて実施。これによって自身が通った校舎を再訪できる懐かしさによって交流が活性化される効果はもちろん、ホームカミングデー自体の訴求にもつながります。

また、コロナ禍ではオンラインでも複数回開催し、定期的なイベントであることを認知させることで集客維持をねらっています。

 

対面・オンラインのいずれの回も一定数の申し込みがあることから、若手校友からの人気の高さがうかがえますね。

イベントは継続しているとどうしてもマンネリ化してしまいがちですが、時流に合わせた企画が実施できるように、世代を区切って企画を実施するのも有効な方法といえるでしょう。

 

上智大学

上智大学のOB・OG限定の婚活イベント「ゆる婚」は、毎年5月の最終週に行われる上智大学のホームカミングデイ「All Sophians’ Festival (ASF)」に合わせて開催されています。

「ゆる婚」には年齢制限がなく、参加費が1,000円と低価格なうえ男女同額なのが大きな特徴といえるでしょう。
実際に毎年たくさんのカップルが成立し、結婚までされたカップルもいらっしゃいます。

2018年のゆる婚開催後に実施された参加者アンケートをみても、約53%の参加者が「とても満足・満足」のいずれかを回答しており、イベントに対する満足度の高さは明白です。
この数値は「普通」を合わせると約92%にものぼり、1つのイベントとしてきちんと企画・設計がなされているといえるでしょう。

 

まとめ

若手卒業生のアンケート結果を参考にしながら、婚活イベントに焦点を当ててご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

ホームカミングデーは年配向けの企画も多く、若手卒業生の参加のハードルが高いのが実情です。
そうした背景からも校友会イベントへ参加してもらうきっかけづくりとして、カジュアルなイベントは有効な手段になり得ます

今回は、カジュアルイベントの一例として婚活イベントを中心にご紹介しましたが、イベントはあくまでも1つの手段に過ぎません。

まずは開催する目的と、参加する卒業生側のメリットを明確にし、そのうえで参加のハードルが下がるような独自のイベントを検討することが大切です。
校友会としての価値を存分に発揮できるよう企画してみてください。

 

Alumni-Social Labでは、ホームカミングデーをはじめとするさまざまなイベントの企画から運営まで、あらゆるリクエスト、お悩みにご対応いたします。

若手卒業生へ向けたカジュアルなイベントの開催実績もございます。
どうぞお気軽にご相談ください。

 

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